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子供達との楽しい時間
2012年1月25日
今日は,先日おこなった子供達&お母さんとの料理教室の模様をお伝えします。
料理の仕事に携わってもう15年近くになるんですが、その間に感じた、料理の楽しさや厳しさ、その一皿ができるまでに、どれだけたくさんの生産者の方達の手がかかっていて、それを口にできることへの感謝の気持ちなど、これからを担っていく子供達にほんの少しでも伝えられれば、という思いがあって地域の方達の協力のもと、こういう場を作ることができました。
まずは、少し緊張ぎみの子供達にマッチ箱を使った軽いマジックを披露。
こういうときのために、ちょっとあやしいなあと思いながらも、3万円もするマジックのDVDを買ってたんですが、やっと役に立ちました。
そして、講義もそこそこに、調理の開始です。
今日のメニューは、玉葱とベーコンのキッシュ、鶏肉と牛すね肉のポトフ、りんごのガレットです。
お母さんと子供達と一緒に、わいわい言いながら、たまにちょっとしたコツを交えて、楽しく進んでいきました。
ポトフの灰汁をずっと楽しそうにとっている子、オーヴンを何度も開けながらキッシュの焼き加減を確認している子、デザート用のりんごをずっと食べている子、いろいろな個性があって面白かったです。

順調に調理も終わって、いよいよ食事の時間です。(調理の後半は、子供達も少し飽きてきたようでした)

ご近所の中島さんが、昔教員をされてたようで、その中島さんの食に対する興味深いお話と供にみなさん美味しく召し上がってくれたようでした。
食べ終わって一人の子に、『何が、おいしかった?』と聞いたときに、『パン!』って元気に言われたときは少しショックでしたけど。
(ちなみに、パンは若松町のパンドKというお店に用意してもらいました)Kさん、ありがとうございます。

いい笑顔です。

最後に子供達との記念撮影。ぐちゃぐちゃにされてます。
とても有意義で楽しい時間を過ごすことができました。子供達も喜んでくれたようで、ほっとしています。
そして、こういう場を与えてくださった,地域の方々、改めてありがとうございました。
ひとつ心残りなのが、もう一度マッチ箱のマジックを子供達にせがまれてやったときに、高学年の女の子から『手首に何か入ってるんじゃない?』と言われて、それでも白こい顔して続けてたら、子供達に手首をむきだしにされて、ネタバレしたことです。
もっと、マジックを練習しようと、心に誓いました。
次回は、Le Nicoの畑のお話を。